漢字を学ぶということ。
漢字ドリルを見ながら、ひたすら書く。これも漢字を学ぶ一部です。この場合の目的は、テストで点数を取ること、覚えることです。
脳の仕組みとして、忘れるということがあります。エビングハウスの忘却曲線という理論が有名です。これは、人は忘れてしまうことを理論的に説明したものです。
だから、忘れそうになったらもう一度覚えることが大事です。つまり反復するということです。ですので、ひたすら書くという勉強方法は間違いではありません。
しかし、覚えているものを何度もするのは効率が悪いので、間違えたところを何度もするのが良いです。小学校の場合は市販の問題集も非常に良くできています。オススメは、立命館大学の陰山英男さんの問題集です。これ一冊で、6年間いけます。
覚えるという漢字の学び方とは別に、漢字を好きになる親しむという学びもあります。
覚えるのは暗記
好きになる親しむは、探究するということです。
例えば、漢字の成り立ち、形、漢字遊びなどがあります。ポイントは楽しみながら自然と漢字をたくさん読み、書くということです。
探究の学びも非常に大事です。暗記だけだと、学ぶことが辛くなるからです。そして、頭を使って考えることは、思考力を養うからです。そして、何より楽しい。
寺子屋のプロジェクトは、探究する漢字です。こんなことをしています。
【お経を作ろう】
寺子屋の今のプロジェクトのテーマは漢字です。
寺子屋サポータでもある千葉大学名誉教授 首藤久義さんの本を参考に、オリジナルお経作りをしています。お寺だけに!!
牛丼大好
親子丼大好
焼肉大好
蒟蒻大好
こんな風に、自分が使いたい漢字を並べて、お経風に読み上げます。
お寺ですので、鐘も本格的です。昨日、ちょっとやりましたが、大盛り上がり。これ楽しい!
漢字というと、学年配当ばかり目が行きがちですが、使いたい時に学ぶのが正解です。
なので、このような学び方だと、いろんな漢字を自然と調べて書いていきます。
お経をアレンジするなんて罰当たりと和尚さんに言われそうですが、僕も和尚なので大丈夫ですwww