寺子屋 大仙寺の日々是好日

三重県伊賀にあるお寺。大仙寺の寺子屋ブログです。探究型の寺子屋です。HP → https://www.iga-daisenji.org/

2020-01-01から1年間の記事一覧

一年の振り返り

【ZENタイルで振り返り】 いただいたZENタイルで一年を振り返る。 振り返る時は誰にも遠慮なく振り返るのがいい。考えずに感じたままに。意味は後づけで。 ZENタイルの使い方を勝手にアレンジして、一年でやります。 嫌・怒・独は、春先です。これは、Uター…

ラッパー古渓光大さんと「大人の背中」

12月23日(水)に「大人の背中 vol.3」をしました。「大人の背中」は、寺子屋に参加している中学生が、こだわりをもって生きている大人の方と出会うという学びです。 みんなが思っている以上に、世界は広いこと。そんなことを感じてもらえたら嬉しいなって思…

寺中有希さんと大人の背中

12月16日(水)に「大人の背中 vol.2」をしました。「大人の背中」は、寺子屋に参加している中学生が、こだわりをもって生きている大人の方と出会うという学びです。 みんなが思っている以上に、世界は広いこと。そんなことを感じてもらえたら嬉しいなって思…

お寺で遊ぼうvol.3 〜おてらにねむる おたからを さがそう〜

お寺で遊ぼう第三回目をやりました。今回は、娘の園のお友達家族2組が参加してくれました。うちの娘は楽しみすぎて、寝れないと昨夜は遅くまで起きていました。 まずは、いつものように対話型の読み聞かせから。ツペラツペラさんのこれ。帽子を取ったらツル…

生きることが楽しいにつながることを目指す。

子どもが生き生きすると、それを見ている親も嬉しくなります。ボクも同じです。幼稚園が馴染めなかった娘が、友達の話を楽しそうにしているそれだけで、嬉しくなります。 「放課後、楽しみに行っている姿を見るのが嬉しい」という保護者からのメッセージは、…

肝試しプロジェクト終了

月曜チームも金曜チームも、肝試しをしました。18時というと、あたりは真っ暗です。お墓も真っ暗です。お化け役の子どもも、怖がってしまうという結果でした。 「めっちゃ怖いから、一緒にいよよー。」素直に気持ちを言葉にする子がいます。 怖いから一人で…

大仙寺のイラストができました。

まんぷく食堂の寺中有希さんに、うちのお寺のイラストを描いていただきました。 mampuku-shokudo.amebaownd.com どんな自分であっても、大仙寺ではそのままでいれるような、そんな場所を目指しています。 寺子屋もそうですし、両親がしているお話会や、日頃…

大事なことは見えにくい

寺子屋や学校で、子ども達と過ごしていると、その子の思いやペースを大事にしようと寄り添えます。でも、自分の子になると、途端に不安になります。 この前、運動会がありました。年中のうちの娘は、最初から最後まで、誰とも話さず、ダンスも全く動きません…

「学校行きたくない」という気分になったとき という首藤先生の文章を読んで思ったこと。

寺子屋サポーターでもあり、尊敬する先輩でもある、千葉大学名誉教授 首藤久義先生のFBから以下抜粋です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「学校行きたくない」という気分になったとき 「休みたい」という心の声が自分の内部から聞こえてく…

子どもをみとるということ

子どもをみとる 教育の世界では、子どもを理解しようとすることを、「みとる」と言います。 「みとり」については、いろんな考えがありますし、手法もあります。ボクも全ての子どもについて毎日日記を書いたこともありますし、特定の子どもを追っかけて記録…

寺子屋 秋のプロジェクト〜肝試し編〜

お墓ってなんだか夜は怖い・・・ボクは僧侶だけど、小さい頃は怖かったなぁ。とはいえ、仏教では生まれることも死ぬことも、同じ永遠のいのちのはたらきなんですよね。そういう意味では、お墓っていのちの集まり。温かい場所ともいえます。 さてさて、それは…

寺子屋まつり開催しました!

10月17日(日)に寺子屋祭りを開催しました。寺子屋の子ども達は、自分たちが企画したお店を運営しました。たくさんのお客さんに、てんやわんやでしたが、お客さんに楽しんでもらえたようです。 「子ども達が生き生きしていました。」 「お祭りを通して、子…

おとなの背中 〜中学寺子屋にゲストが来ました〜

鷲田清一さんという哲学者が大好きです。その中でも、おとなの背中というエッセイ集が大好きです。無人島に行くなら絶対持って行きます。 おとなの背中 (単行本) 作者:鷲田 清一 発売日: 2013/09/21 メディア: 単行本 エッセイの題名を使わせてもらった、寺…

子ども達とお祭りを作るということ

明後日は、いよいよ寺子屋祭りです。 iga-daisenji.hatenablog.com 今回のコンセプトは、「自分も楽しく、相手も楽しい」ということです。シンプル。明日、お祭りづくりを手伝ってくれる子ども達17名と準備をします。 寺子屋に来ている子もいれば、初めて来…

てらこやまつり開催 10/18(日)

【てらこや祭り開催】 日時:10月18日(日)10:00から11:00ごろ 場所:真宗高田派 大仙寺(三重県伊賀市上野三之西町3241) 内容:子ども達の出す露店 たこ焼きともさん 出店(子どものために活動している方) クイズラリー ※たこ焼き以外は全て無料です。 …

中学寺子屋 若干名募集 毎週水曜日16時50分から19時まで

中学寺子屋がオープンして、早1ヶ月。 どうやったら、勉強ができるようになるのか。ここにはポイントがあります。 せっかく覚えたのに、忘れた。テストになったら、書けなかった。誰にでも経験のあることです。これは、復習が自分のものになっていないからで…

学習を個別化するということ

一人一人、学び方も、学ぶペースも違う。 自ら何を学び、どのように学ぶのかを選択する。 学びは強制ではなく、自分がやりたいがスタート こうやって書くと、そうだよなって思う。でも、これを実際に実践に落とし込むのはなかなか難しい。学習の個別化が難し…

ピタゴラスイッチ作り

寺子屋の今のプロジェクトはピタゴラスイッチ作り!! これは、ボクが6年生を担任をしていた時に、理科でやっていた学習です。それと、生活科のおもちゃカンパニーの学習を混ぜています。 風越学園の岩瀬さんの実践も参考にしています。 iwasen.hatenablog.c…

デザイン思考で小さな一歩を

平日寺子屋始まっています。 月曜日(小学生の部)9名 水曜日(中学生の部)7名 金曜日(小学生の部)10名 全部足すと26名。これだけ集まってくれていることに驚きと感謝です。一番最初は、6月にした「お寺で遊ぼう」の企画がスタートです。 iga-daisenji.ha…

平日寺子屋始めます

平日の月曜日・金曜日17:00から18:40で寺子屋を始めます。両日、10名の募集です。うれしいことに、ほぼ埋まりました。あと数席空いていますので、ご興味のある方はお早めに!!

夏の寺子屋終了!! 感謝!!

夏の寺子屋に参加することを後押ししてくださった、保護者のみなさまありがとうございました! 「友達が増えたよ。」「べんきょうも楽しくできた。」「本作りをがんばったよ。」「先生といっし ょにべんきょうできてよかった」「九九ができるようになったよ…

夏の寺子屋4日目

ある保護者の方から、こんなLineをもらいました。「スキップしながら寺子屋向かっている子がいたよー。」楽しみに来てくれることが何より嬉しいです。今日もしっかり学んでいました。マイタイムや作家の時間での、静けさは素晴らしいです。それぞれが、自分…

夏の寺子屋2日目

「おはよう!!!」 元気な声で、朝から子ども達がやってきます。入り口は友達が作ってくれた暖簾です。 ありがとう、たっちゃん夫婦。近所の床屋さんです。そして檀家さんです。いろんな人の応援があって今があるんだよなぁ。 2日目となると、子ども達の関…

夏の寺子屋スタート

夏の寺子屋スタート!! ついにスタートしました夏の寺子屋。住んでいる場所も学校も学年も違う子どもたちが共に学び合う。もう、初日から子どもの良さ全開です!! 全ての子どもに力がある。これはボク自身、いろんな経験をしてきて確信していることです。…

夏の寺小屋〜作家の時間〜

夏の寺小屋で行う、本作りプロジェクト『作家の時間』の準備を進めている。 作家の時間は、本を作る活動を通して、書くことが好きになる、書き続けてしまう学習だ。プロジェクト学習ともよばれる。 ボク自身、この実践は教員時代から長くしている。しかし、…

ボクが教育者として大切にしていること

冒険教育を推進するプロジェクトアドベンチャージャパンの寺中 有希さんに描いていただいた、居ドコロ新聞が届きました。 www.pajapan.com Yukiさんに、1時間、いろいろインタビューをしてもらい、それをもとにYukiさんが新聞にするというもの。もう、すげー…

お寺であそぼう 寺リンピック開催しました!

寺リンピックを開催しました。 2歳の子から小学校6年生まで、10人の子ども達と楽しく過ごしました。終わった今の気持ちは、清々しく、とてもうれしい気持ちです。それは、やっぱり子ども達が、目一杯楽しんでいる姿があったからです。楽しいがあるから、心は…

書くことの学習支援

「書くことの学習指導は、よい作品を生み出すためにするのではなくて、書き手の育ちを助けるためにするのである。」 歳の離れた友人でもある千葉大学名誉教授の首藤 久義さんの著作『書くことの学習指導』の一節。 ボクは首藤さんと出会う前に、「作家の時間…

体験しながら学ぶ

体験しなから学ぶ あんなにたくさん覚えたことって、ほんときれいさっぱりなくなります。脳の片隅にあるのだろうか、、、 反対に忘れられない一場面だってあります。昔、温厚な友達と海鮮丼を食べていて、トイレの間に彼のボタンエビを食べといてあげたら、…

読むことが好きになる教え方

子ども達の学びを豊かにし、考える力をつけるには「読む」こと「書く」ことが大切だなーって思います。それって結構昔から言われていることかもしれません。だからといって、これを読みなさい、これを書きなさいって言われ続けては、好きになることは難しい…