寺子屋 大仙寺の日々是好日

三重県伊賀にあるお寺。大仙寺の寺子屋ブログです。探究型の寺子屋です。HP → https://www.iga-daisenji.org/

2021-01-01から1年間の記事一覧

死の体験旅行を開催しました。

死の体験旅行を開催しました。 死の体験旅行は、病気になり死に向かっていく主人公の物語に自分を重ねながら、人生の取捨選択を経験するワークショップです。 iga-daisenji.hatenablog.com 気づけば、大仙寺で行うのも5回目です。今回は全員が県外からの参…

コピーライティング講座

12月5日(日)に、コピーライターの坂口健一郎さん(通称:フンコロさん)と子ども達で、南無フェスのコピーを考えました。 小学2年生から中学1年生まで幅広い子ども達が参加しました。 「コピーライティングって何だろう?」と思っていた子ども達も、…

寺子屋の子ども達と、南無フェス開催!!

昨日は、月一回の南無フェスでした。 南無フェスは寺子屋の子ども達が、自分たちで企画運営するお祭りです。 自分たちの遊び場を自分たちで作ってほしいという願いを込めています。 「南無フェス今から始めまーす!」 「出ました!最高得点!!」 子ども達の…

死の体験旅行®︎とは

大仙寺でも定期開催されている「死の体験旅行®︎」とは、どんなワークショップなのでしょうか? 「死の体験旅行®︎」の原型は欧米のホスピスで生まれました。死に向かう患者の気持ちを理解するために、医療従事者向けに開発されたワークショップです。 一般の…

南無フェス/死の体験旅行

昨日は、南無フェス&死の体験旅行でした。 子ども達による、子ども達のためのお祭り。 射的、スーパーボール、駄菓子屋さんをしました。 一番の幸せタイムは、実行委員の子達で昼食にカレーを食べた時間です。 寺子屋らしい景色でした。 妻特製のカレーを腹…

大人の背中 vol.11 自分の模様を作ろう ~寺中有希さんと~

寺子屋中学では、いろんな分野で活躍する大人と出会う時間があります。 その名も、『大人の背中』今回は、イラストレーターでもある寺中有希さんです。昨年に引き続き2回目のワークショップです。有希さんの、人柄、ファシリテーション、イラスト、全てのフ…

勉強の仕方〜寺子屋中学部で大切にしていること〜

テストや受験勉強にはコツがあります。 そのコツを掴むことが、成績を上げる近道です。 思春期にもなると、この勉強何の役に立つのだろうかと疑問をもつことがあります。 疑問をもつことは悪いことではありません。しかし、その問いに囚われてしまうと勉強に…

機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく

聖心会シスターである鈴木秀子さんの著書に、あまりに感動してしまった。 心に留めておくために、気に入った文章を抜き出しておこうと思う。 一つだけ言いたいこと。 キリスト教も仏教も、自分を徹底的に見つめることが始まりだということ。腑に落ちた。 機…

本の紹介 お坊さんの100冊

本の紹介「お坊さんの100冊」 モノの見方を変えてくれるのは、いつも本でした。面白かった本、役に立った本、自分を見つめ直させてくれる本、いろいろです。そんな本を、ぼちぼち紹介していきます。 No.13 ・ワークショップ作りを学ぶ入門書・ ワークショ…

寺子屋オンラインのはじめかた

学区の小学校が休校のため、寺子屋もオンラインで今週は進めました。大人へのオンラインワークショップや授業の経験はあるものの、小学生は初めてです。 こんな時は、友達に頼ろうということで、あおせんにレクチャーしてもらいました。 ao-labo.com 彼は自…

寺子屋アートプロジェクト

小さい頃から絵が苦手でした。近くのお城に写生大会に行って、お城を観ずに、絵が得意な友達の絵を写していたことを覚えています。 うまい、下手って何をするにしても生まれます。スポーツであろうが、歌であろうが、なんでも。 理由は、人と比べてしまうか…

駄菓子屋だいせんじゃー!!子どもと一緒に縁日を作ったよ。

6月26日(土)に寺子屋の子ども達と、縁日をしました。 その名も、駄菓子屋だいせんじゃーです。 企画、仕入れ、広報、設営、販売、会計まで全部子どもとやりました。 仕入れが一番盛り上がり、つまみ食いも横行しましたwww こうやって、一つ一つみんなで…

一緒にやろう 〜一緒につくる、育ちの場〜

6月5日(土)に開催された青年海外協力隊OB会のイベントでお話をさせていただく機会をいただきました。 いただいたお題は、アジアの教育事情でした。 とはいえ、僕はもう帰国して10年以上も経っているので、協力隊で学んだ事、生かしている事を話すこと…

大人の背中vol.7 〜NGO One Love ルダジングワ真美さん〜

中学生の寺子屋では、子どもたちの世界の可能性をどんどん広がることを期待して、日本や世界で活躍する大人の方をゲストにお招きし、学ぶ時間があります。それが大人の背中です。 今回のゲストは、ルワンダで義足を作り無償提供を行うNGOワンラブのルダジン…

死の体験旅行®︎を開催しました

5月26日(土)に死の体験旅行ワークショップを開催しました。 物語の主人公の話に合わせて、自分の大切なものを死に近づくにつれて、少しずつ取捨選択していくというワークショップです。 元々は、欧米のホスピスで医療者が患者の気持ちを理解するために…

子ども駄菓子屋プロジェクト

子ども達と駄菓子屋プロジェクト始めました。 仕入れから子ども達と相談し、企画、広報、運営まで全て、子ども達でやります。 大人が子どもを楽しませようとする気持ちは素敵なことです。 子ども達の周りには、子ども達を楽しませるものに溢れています。ゲー…

学びには終わりがないということ

学びのゴールはいつでしょうか? 高校受験、大学受験、就職試験なのでしょうか? 就職したら、もう学びは終わりなのでしょうか? それは、どれも違います。試験というのは、生きて行く上での手段であってゴールではありません。学びというと、日本の教育にお…

かわいい子には旅をさせよう

かわいい子には旅をさせよ。 昔の言葉です。実は英語にも似た意味の言葉があります。 If you love your child, send him or her out into the world. 人が成長するときには、少しチャレンジすれば達成できるような負荷が必要です。これは、体験学習理論とし…

死の体験旅行®︎を開催します

僕には好きな映画があります。 それは、カナダの「死ぬまでにしたい10のこと」という映画です。 filmarks.com これは、余命宣告された主人公が、死ぬための準備をしていく映画です。なんとなく生きていた日々が、病気によって一気にドラマチックに変化して…

漢字を学ぶということ

漢字を学ぶということ。 漢字ドリルを見ながら、ひたすら書く。これも漢字を学ぶ一部です。この場合の目的は、テストで点数を取ること、覚えることです。 脳の仕組みとして、忘れるということがあります。エビングハウスの忘却曲線という理論が有名です。こ…

大人の背中vol.7 山岳ガイドの河合宗寛さんと

子ども達が、ユニークな生き方をしている大人と出会う企画 「大人の背中」も7回目となりました。 新年度1回目です。今回は、山岳ガイドの河合宗寛(ムネ)さんをオンラインでお招きしました。 宗は大学の同級生です。ボクは教師の道を、彼は冒険教育の道へ。…

花祭り

新学期が始まりました。 みんな一つずつ学年が上がり、なんだか成長を感じます。 今年度も、子どもが生き生きと過ごす場を共に作っていきたいと思います。 小学生寺子屋初回は、花祭りです。 お釈迦さんの誕生日会です。 今回は、父である住職からお釈迦様の…

伊賀の街づくりのワークショップがしたい

【伊賀で街づくりのワークショップがやりたい!!】 NPO法人WAKUTOKI wakutoki.org 友人の相内 洋輔と立ち上げた、ワークショップの企画・運営に特化したNPO法人です。 令和3年度は、寺子屋と、このNPOに集中していきます。 僕たちは、青山学院大学ワークデ…

ハートフルなたこ焼き屋さん ともさん

今日は、伊賀に暮らす魅力的な方を紹介します。 その人は、ともさんです。寺子屋に通う子どもの保護者の方の紹介で出会ったのは秋のことだったと思います。たこ焼き屋さんです。 でも、ただのたこ焼き屋さんではありません。 平日はサラリーマン。そして、休…

子どもとの関わり方を学ぶ

「学校でね、こんなことがあったんだよ。」ぽつりぽつり話してくれた子がいます。最後まで、話を聞き切ることを大切にしました。すると、笑顔になって遊びにいきました。 この子にいったい何が起こったのでしょうか? 先日、教員時代の後輩から、夜に電話が…

大人の背中 vol.6 〜横浜国大 石田喜美さんと〜

中学生の寺子屋では、子ども達の世界の可能性をどんどん広がることを期待して、ユニークな大人の方をゲストに学ぶ日があります。 それが、大人の背中です。 今回は、研究仲間でもある横浜国大の石田喜美さんに来ていただきました。喜美さんには、現職時代も…

大人の背中 vol.5 〜フンコロさんとコピーライティング〜

今回の大人の背中のゲストは、坂口健一郎さん。ボクはフンコロさんと呼んでいる。 何を隠そう、彼はコピーライターだ。Wikipediaによると、コピーライターとは、広告の文案を作成する人という意味だそうだ。 ja.m.wikipedia.org まさに、彼は広告やCMを作っ…

あなたの子どもを通わせたいですか?

教員時代も、寺子屋時代もいつも大事にしてきた言葉です。 「あなたの子どもを通わせたいですか?」 自分の子どもも、この寺子屋に通わせたい。これを思えるということは、場が安心・安全で学びがあるということだと思っています。 中学生の寺子屋は、まさに…

寺子屋で大切にしていること

「楽しかったよ。」はじめて寺子屋に参加してくれた子が言ってくれた言葉です。素直に嬉しいです。それは、寺子屋という場は、ここにいる子ども達が作っているから、みんなを大切に感じてくれた証だと思うからです。 精神科医の田中茂樹さんが『子どもを信じ…

中学寺子屋で大人の背中vol.4を開催しました。

中学生の寺子屋では、子ども達の世界の可能性をどんどん広がることを期待して、ユニークな大人の方をゲストに学ぶ日があります。 それが、大人の背中です。 今回は、ボクです。 恥ずかしいのですが、青年海外協力隊の話をさせてもらいました。ちょうど、寺子…