僕には好きな映画があります。
それは、カナダの「死ぬまでにしたい10のこと」という映画です。
これは、余命宣告された主人公が、死ぬための準備をしていく映画です。なんとなく生きていた日々が、病気によって一気にドラマチックに変化していきます。
いつか誰しもが、死を迎えます。
スティーブ・ジョブズに、こんな言葉があります。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」
死について考えることは、生きることを考えることなのかもしれません。
主人公の死に向かうストーリーに自分を重ねながら、死を体験していく「死の体験旅行」というワークショップがあります。
これは、欧米のホスピスで、医療者が患者さんの気持ちを理解するために開発されたワークショップです。
それを日本のお坊さんが、医療者などの協力を得て「死の体験旅行」というワークショップにして、たくさんの人が参加されています。メディアにも多く取り上げられています。
ぼくもこの「死の体験旅行」のワークショップを展開する僧侶チームの一員です。
死を見つめることで、今ここが輝き出す。そんな時間を過ごしてみませんか?
初めての伊賀市での「死の体験旅行」の開催です。