大仙寺でも定期開催されている「死の体験旅行®︎」とは、どんなワークショップなのでしょうか?
「死の体験旅行®︎」の原型は欧米のホスピスで生まれました。死に向かう患者の気持ちを理解するために、医療従事者向けに開発されたワークショップです。
一般の人も受講できるように、日本の僧侶や医療関係者が「死の体験旅行®︎」を開発しました。
「死の体験旅行®︎」では、擬似的に死を体験します。といっても、棺桶に入るとかそういう類のものではありません。
病気になり死に向かっていく主人公の物語に、自分自身を重ねていくのです。
死に向かっていく中での、いくつもの別れを体験します。
参加された方の多くは、涙を流します。
そして、今の自分にとって大切なことや人に気づいていきます。
ワークの後は、参加者で今の気持ちを共有します。
この時間が、さらに自分の死生観を深めてくれます。参加者の心に触れ、とても温かく穏やかな時間が流れます。
死を見つめることで、よりよく生きたいと願う自分に出会えます。
非日常の空間で、日常を俯瞰して見る、そんなイメージでしょうか。
あなたも「死の体験旅行®︎」に参加してみませんか?