テストや受験勉強にはコツがあります。
そのコツを掴むことが、成績を上げる近道です。
思春期にもなると、この勉強何の役に立つのだろうかと疑問をもつことがあります。
疑問をもつことは悪いことではありません。しかし、その問いに囚われてしまうと勉強に向き合いにくくなります。勉強が好きであろうが嫌いであろうが、進学する時には必ず試験があるわけです。勉強はその試験をパスするための手段の一つです。
大きな疑問に囚われすぎず、まずは目の前のテストの点数を上げることを目標にするのが良いと思います。
では、どうやったら成績が上がるのでしょうか?
少し難しい話ですが、人間の記憶について考えてみましょう。
記憶には、長期記憶と短期記憶と呼ばれるものがあります。短期記憶とは、すぐに忘れてしまう記憶の仕方。長期記憶とは、記憶をしたことを長く保持することができる記憶の仕方のことです。
テストや受験で使うのは長期記憶の方ですね。人間の脳は物事を忘れてしまうようにできています。忘却曲線といいます。これは時間が経ったら忘れるということを示しています。当たり前ですね。
ではどうしたらよいのでしょうか?
ずばり、反復することです。えーーー、結局それかよっと思ったみなさん。そうなんです。結局、それなんです。じゃあ、どうやって勉強するのが成績が上がりやすいのでしょう。
学校のワークを繰り返すこと。それにつきます。同じ問題を何度もすることで、長期記憶に変わっていきます。実は応用力も自然と身に付きます。学校のワークが完璧になったら、他の問題集などに取り組むのもいいでしょう。そこまでできたら、めちゃくちゃ成績は上がっています。
なかなか成績が上がらない人にありがちなのは、たくさんの問題集や塾に行っていることです。理由は、いろんな課題をやりすぎて、反復できず長期記憶になりにくいからです。
まずは学校のワークを繰り返し完璧にすること。さらに上を目指したい時に、違う問題集などに取り組むのが良いでしょう。
とはいっても、なかなか一人ではできないもの。だから共に学ぶ仲間が大事なんです。一緒に刺激し合いながら、それぞれの目標に向かっていく。
人が成長するための条件として、共に学び合う仲間がいることが挙げられています。
寺子屋中学部で大切にしていることです。