2023-01-01から1年間の記事一覧
先日、高田本山で説法をさせていただきました。 その時、話したことを記録しておこうと思います。 テーマは「五戒を守ることができない自分」です。 仏教徒には守るべき戒律があります。不殺生戒、不偸盗戒、不妄語戒、不飲酒戒、不邪淫戒の五つです。 生き…
どんな時でも、応援したいと思う人がいることありませんか? あれ、なんなんだろう。 たまにある。そして、そういう人に出会えた時、すごく幸せな気持ちになります。 そんな仲間の1人が、古溪 光大君です。 www.furutanikodai.com 彼は僕と同じお坊さんです…
お寺や寺子屋 人が困っていることを見つけ、人の役に立つこと。それを提供して対価を得る。ビジネスの基本。 でも、ボクはこれを目指していない。役に立つサービスは世の中に溢れ飽和状態。 役に立つではなく、意味のあることを提供するのが、お寺や寺子屋の…
すっかり寺子屋の先生も板についてきた。 真人君と呼ばれることにも。 基本的に、教員時代と授業スタイルも関わり方も変わらない。 ただ、今の自分の方が良い授業をしている自覚がある。子ども理解がより進んでいる。 腕が上がったわけじゃない。 なぜだろう…
我が家のコーヒー生活。 友人が働いているショップからのコーヒー豆 これまた別の友人オススメの電動ミル 生活の中にも友人がいる。 幸せだなって思う。 遠く離れても思われ、思われる。 一人ぼっちじゃない。 これがボクの南無阿弥陀仏 淹れ方だけが分から…
「子どものことはよく分からない。」 いつも心に置いていることです。 あの子は、こうでああでってつい思ってしまうのが、僕ら教師の癖。 「そんなに簡単にわかられてたまるか。」 そんな子どもの声が聞こえてくる気がしている。大人が子どものことを分かる…
昨年の今日だった。 細々と始めた寺子屋を追ってくれていた記者さんがいた。 インスタグラムにDMが来たんだった。 それからは、子ども達に相談。 「寺子屋に取材が来るんだけど、どうする?」 ここは僕だけの場所ではないから。そう、ここは僕たちの場所。 …
「うちのお寺どうなん?」 大学時代の友人に聞かれました。彼の家のお寺さんに疑問があるようです。 これは考えさせられます。人それぞれだし、必要ないかもしれないし。 僕が思う良いお寺の条件は2つです。 社会奉仕と、明瞭会計であることです。 社会奉仕…
最近のテーマは、対立と協働。 意見が違うのに相手に合わせるのではなく、互いの意見を伝え合う。 両者納得はできなくても、伝えきった実感の先に協働があるのではないか。 鷲田清一さんから学んだこと、国際協力で学んだこと、ワークショップで学んだこと、…
寺子屋の暖簾を新しくしました。 寺中 有希さんに描いていただいたイラストがベースです。 有希さんの一周忌には間に合わなかったけど、こうやって子ども達を迎え入れる入口ができて良かった。 我が家には有希さんの足跡がたくさんあり、毎日、手を合わせる…
伊賀の文化人を紹介するフリーペーパー。その名も「ぶんと通信」 公益財団法人伊賀文化都市協会が発行しています。 寺子屋に通う保護者の方から声をかけていただいて、ライターとして参加しています。 今回は、リスペクトする先輩の児島さんを取り上げさせて…
人をけなすわけでなく、素朴な疑問 心を穏やかに生きる方法を説くお坊さんはたくさんいる。その中には、他の仕事はしていなくて、専業僧侶の方々もいる。 教員を退職をして半年、僕はお寺にだけいた。 特にすることもなく、掃除をして、本を読んで、時たまか…
寺子屋のことを考えていると、寝付けず、この本を再読。 もっと子ども達の学びを整理して、成果物もはっきりさせたいと思う。 何より、自分の経験値に頼りがちな、ここ最近を深く反省。 ここからだ。 ここに集う子達がいるんだから、もっと本気に、もっと集…
寺子屋では、プロジェクト学習を柱においています。 プロジェクト学習というのは、目的意識をもった学びのことです。 例えば、なんとなく書かされる作文だと、書きたいとはなりません。 しかし、本を作るなどの目的があると、意欲も高まり、本を書くために必…
寺子屋も新年度が始まりました。 6年生が17人も卒業し、人数が少なくなることを危惧してましたが、ありがたいことに、ほぼ満員御礼となりました。 低学年の子達も増えて、なんだかほのぼのしています。 かわいいに尽きる。 小学生の寺子屋で、この時期、話す…
いい人ぶんなくていい。 僧侶のイメージを生きなくていい。 いつも、穏やか。いつも、優しい。正しい行いを生きる。 いやいや、無理です。 優しい時もあるし、ダメダメな時もあるし。 そもそもクレイジー体質 心は空模様 みんなと、なんも変わらない。 ただ…
「今の学校教育って◯◯で、ダメですよね。」 教師を辞めて、プロジェクト学習を真ん中に置いた児童クラブをしていると話すと、言われることがある言葉です。 僕は、この手の話を聞くと、ムキになって反論したくなります。 現場の先生は奮闘しているし、工夫し…
僧侶として生きるということ。 僕が、僧侶を生きると決めたのが3年前。 どんな自分であっても、一人ぼっちにならないことに気づいたからだ。 僕のいのちも、あなたのいのちも、結局はつながっている。僕が欠けても世界は成り立たないし、あなたが欠けても世…
駆け抜けた新年度 JICAでの平和の種蒔きの活動 寺子屋の新学期 大事にしたことは、楽しいを分かち合うことでした。40歳のおっさんの身体はまだまだ動けます。たくさん走り回った1ヶ月でした。 子どもも大人も、温める言葉を増やすこと。 子どもにはできるの…
5月21日(日)は、お寺でコンサートでした。コロナで中断していたものの、3年ぶりの開催です。 このコンサートは、父や世話人の方々が企画してきたものです。 参加された方は70名ぐらいでした。もちろん参加費は無料です。 つくづく、うちの父親は、素敵な僧…
寺子屋3期目が終了しました。 19人の小6と、4人の中3が卒業していきました。 ボクはずっとここにいるので、みんなの人生が揺れた時の吊り革です。 一人一人が平和に生き生きと暮らしてほしい。 退職して3年 寺子屋にJICAに、人生は分からないものです。 決し…
【チームビルディングワークショップ】 地元企業でチームビルディングの研修を実施しました。 これまで、教育関係や子ども達にはたくさんワークショップをしてきましたが、メーカー企業では初めてでした。 若手社員の方々と、参加型学習を用いての研修です。…
今日は、南無フェスでした。 南無フェスは、寺子屋の子ども達が、自分達で作るお祭りです。 保護者に送ったLineから空気感を感じていただければ嬉しいです。 【速報 南無フェス】 今日は、お手伝い含め、とってもよく頑張った1日になりました。あの空間が、…