12月16日(水)に「大人の背中 vol.2」をしました。「大人の背中」は、寺子屋に参加している中学生が、こだわりをもって生きている大人の方と出会うという学びです。
みんなが思っている以上に、世界は広いこと。そんなことを感じてもらえたら嬉しいなって思います。
今回は、プロジェクトアドベンチャージャパンの寺中有希さんにオンラインで参加していただきました。寺中有希さんは、会社の仕事とは別に、まんぷく食堂というアート活動もされています。
mampuku-shokudo.amebaownd.com
ボク自身も、プロジェクトアドベンチャージャパンのワークショップで有希さんと出会いました。その縁で、居ドコロ新聞を書いてもらいました。これは、有希さんと対話しながら、ボクの内面を有希さんが言葉とイラストで描いていくというものです。寺子屋を始める前に描いていただいたことで、何を大切にしていくかが見えてきました。
その他にも、お寺のイラストも描いていただいたりしています。
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ボクは何より、彼女の世界観がとても好きで、なんだかほっこりします。有希さんのイラストも大好きです。あるがままを生きようとする有希さんの魅力に触れてほしいと思い、ゲストに来ていただきました。
子どもたちは事前にイラストを見ていたので、イラストレーターの方が来ることにワクワクしていました。初めてのオンラインでのワークショップ、緊張しながらも楽しみにしていることが伝わります。
まずは、しるらないカードを使って自己紹介をしました。今の自分の感じに合うイラストを選んで喋ります。このしるらないカードは、有希さんがイラストを担当したカードです。カードがあることで、自分を表現しやすくなります。ボクも学校で愛用していました。
これかなぁ、あれかなぁと探りながらも、自分の感性で選び、言葉にしていく自己紹介はすっと心と心の距離が縮まったような気がしました。何より有希さんのファシリテートが柔らかい。
それから、有希さんのお仕事や大切にしていることをパワーポイントを使って紹介していただきました。このために準備していただいたことにも感謝です。子ども達の聞く姿も真剣です。
その後は子ども達の質問タイムがありました。「東京のどこに住んでるんですか?」みんな気になるよね。ボクも中学の頃は、関東にとても憧れていました。
最後に、ライブドローイング。子ども達と有希さんが対話しながら、その場でイラストを即興で描いていただきました。これには子ども達は感動。
自分が大事にしている言葉に合ったイラストを選び、対話していきました。ある子は、一度選んだカードがしっくりこず、さっと変えていました。これは、自分にこだわりをもっている姿そのものだと思います。素敵です。出来上がったイラストがこれです。
自分の内面に向き合うには時間や場が必要です。有希さんとの時間はまさにそんな時間でした。家に帰ってからも、このワークショップがとても楽しかったと家族に話している子もいたようです。
ちなみにボクが選んだ言葉は宝。自分らしい宝をたくさん見つけて、育ってほしい。そんな願いを込めました。