中学生の寺子屋では、子ども達の世界の可能性をどんどん広がることを期待して、ユニークな大人の方をゲストに学ぶ日があります。
それが、大人の背中です。
今回は、ボクです。
恥ずかしいのですが、青年海外協力隊の話をさせてもらいました。ちょうど、寺子屋の日に近くの高校で講演をしたので、その内容を子ども達と共有しました。
ボクがフィリピンに行ってたのは、もう10年以上も前のこと
社会はどんどん変わっているし、どんどん良くなっている。だから、10年前のフィリピンが今のフィリピンではないの言わずもがな。
でも、ボクがフィリピンで経験し学んだことは今の人生を支えている。そんなことを話しました。
フィリピンでの2年間は苦難の連続でした。
島中の人に嫌われた最初の数ヶ月。島の先生を上から目線で指導して反感を買いまくりました。
そんな時に、ある島の男の先生に言われた言葉
「俺たちの文化をもっと大事にしてくれ!」
それからというもの、必死で島の言葉を学び、同じものを食べ、同じものを飲み、同じように笑い、いつの間にか、島の住民と同じようになっていました。
そこでやっと、島の人たちに受け入れられ、現状も知ることができました。
先生達と一緒に、サマースクールしたり、休日の学校をしたり、いろんな活動をしました。それは、自分が受け入れられたからできたこと。支援する、支援されるの関係ではなく、共に生きるということです。
ボクがこの経験で学んだこと
共に笑い共に遊ぶからこそ仲良くなるということ。
チャレンジすれば成長があるということ。
自分で考え動くということ。
経験から何を学ぶのかを大事にしてほしい。そう思っています。