10月の寺子屋のプロジェクト学習は、「オリジナル詩集を作ろう」でした。
ようやく編集が完了し、出版となりました。
寺子屋サポーターの、横国の石田喜美さんや、千葉大の首藤久義さんの助言もあり、一風変わった詩の創作となりました。いや、むしろこれが普通だったのかもしれません。
まず最初に、ボクが書いた詩や、ネット上にある子どもが書いた詩や、詩人の詩などを読みました。みんなで読むというより、自分の好きなものを好きなように読みました。
それを書き写したり、言葉を変えて作り直したり。こういう作り直すことを首藤さんは翻作と呼んでいます。
それだけでなく、いろんな本や記事から気になる言葉を引っ張ってきて、パッチワークのように並べている子もいます。
もちろん、0から自分で考える子もいます。
多様な書き方を選択して書いていきました。
シンプルな実践ですが、とても奥が深いです。いい授業はシンプルになる。シンプルというのは、一緒のことをするという意味ではなく、子ども一人一人の選択が尊重されるということです。
これは学習の個別化とかいう流行りの言葉では収まりきりません。別に個別化しているわけではないのです。やりたいことをやる。超シンプル。
そして、詩の表紙は寺中有希さんに書いていただいたものです。有希さんの優しいイラストが多くの人に届いてほしいと願っています。
ここから詩集がダウンロードできます!!自由に使って下さい。なんていってもフリーペーパーですから。